個人間のカーシェアリング、Turoを6回使ってみた感想

Airbnbは人から人へと部屋を貸すサービスですが、Turo(旧Relay Rides)は個人間で車を貸し借りできるカーシェアリングサービスです。「アメリカ レンタカー Turo」の検索結果が1,000件もないので全くその存在も知られていないことでしょう。笑 自分の親なら「人から車借りるなんて!」とヒステリーを起こしそうな勢いですが、普通のレンタカーより安くて良い車だし、案外悪くないですよ。

使い方

まずは日程と場所で検索、さらに値段、走行距離、車種などで絞り込み検索。

 

気に入ったのがあればクリックして個別ページへ。このフォルクスワーゲンは1日$45(+諸費用)になってます。

注意点は以下。

トランスミッション(MTかAT)
いい車が安い!と思ってもよく見るとマニュアル車だったなんてこともあるのでチェックするようにしましょう。

走行距離
数日の旅行に行くときなんかはけっこう走るので最大走行距離をチェックしてトータルの走行距離が超えないように。

レビュー
基本は高評価で評価数が多い人を選びます。ちなみに貸し手も借り手のレビューを見て貸すかどうか判断していて、使い始めたばっかりだとレビューがないので予約が断られたりすることもあります。予約のところに「Book Instantly」とあると、貸し手はレビューを見ることなく即予約を受け入れてくれるのでレビューの少ない方にはいいかも。このへんはAirbnbと同じですね。

良さそうだったら「Rent this car」をクリックして予約画面へ。保険の種類(PremiumかBasic)を選び、最後に値段を確認して予約ボタンを押せば完了。

あとは貸し手が受け入れてくれればオッケー。借りるときには念のため使う前にガソリンメーターと総走行距離を写真にとっておきます。

値段

上の画像にあるように、リスト価格に加えてTuroの手数料と保険費用がかかってきます。Basicの保険ならリスト価格の3割増しくらいが最終的な値段になる感じ。保険込みのトータルの価格をふつうのレンタカーと比べると3〜4割ほど安いですし、予約時に支払い総額が決まってるのがいいですね。

レンタカー保険

レンタカー会社で借りると「この保険がないと事故したときこれくらい支払う必要がありますよ」的な不安を煽る脅しがよくあり、これに打ち勝つのはけっこうな精神的苦痛ですがTuroではそんなこともありません。Turoの保険は2種類で、BasicかPremium。

  • Basic
    State minimum liability insurance
    $3,000 damage deductible
  • Premium
    $1 million liability insurance
    $500 damage deductible

両方ともLoss Damage Waiver(車両保険)とLiability(自賠責保険、対人、対物)があります。”$3,000 damage deductible”というのは3000ドルまでは借り手が自分で支払い、それ以上は保険でカバーされる、という意味です。ちなみにアメリカでレンタカーするときどういった保険が必要かはこちらの記事に詳しく書いてます。

体験談

シェアリングサービスということで良い意味で適当な(細かいことを気にしない)オーナーが多い印象。以下6回借りたうちの3回をピックアップしました。

HYUNDAI ELANTRA 2010
★★★☆☆
最初に借りた車。オーナーの家の前で免許証をチェックして出発してから数分後、オーナーから「家の鍵を車に忘れた」という連絡があり引き戻すことに。笑 返却したときに「家で夕食食べていく?」と誘われたり、フランクなオーナーでした。車は問題無し。

VOLKSWAGEN GOLF GTI 2015
★★★★★
車も新しく綺麗で値段も安い!というのもオーナーがTuroを始めたばかりでレビューがなかったので安めに価格設定されてました。一番良かったです。

HONDA CIVIC 2010
★★★★☆
オーナーの自宅前に鍵ボックスがあり、それをダイヤルして鍵を取り出して家の前にある車を使ってくださいとのこと。つまりオーナーに会いませんでした。返却が予定より1時間遅れてしまったんですがオーナーに連絡して事なきを得ました。

免許

自分はアメリカの免許証を持ってるんですが、OFFSCREEN.JPのブログによると日本で発行した国際免許証でも運転できる模様。しかし最初にアカウント登録するときには日本の免許とパスポートが必要なようです。詳しくは公式ページ(英語)で。

最後に

アメリカはこういう野心的なサービスを使ってる人が多くて良い。アメリカでよくレンタカーする人なら試してみてはいかがでしょう。しかし日本ではあんまり流行らないだろうなあ、、、一応DeNAがAnyca(エニカ)という個人間カーシェアリングサービスを展開してますが。自分も借りるのはいいけど貸す側になるのはちょっと勇気がいりそう。

こちらのリンクからTuroに登録すると友達紹介で$25割引なのでどうぞ。

“個人間のカーシェアリング、Turoを6回使ってみた感想” への8件の返信

  1. 初めまして。
    ブログの記事を拝見させていただき、turoの登録をしようと思ってる者です。

    とても有益な情報ありがとうございます。

    1つ質問があるのですが、turoの支払いのタイミングはいつになるのか教えてください。
    予約完了直後でしょうか?それともサービス利用後でしょうか?

    10月にアメリカに旅行に行く予定で4日ほど利用しようと思っているのですが、カードの引き落としのタイミングが気になりまして、、

    不躾な質問で申し訳ありませんがご教示いただけると幸いです。

      1. >ゆうさん

        わざわざリンクまでありがとうございます。
        とても参考になりました。

        お忙しい中ご返信ありがとうございました!

  2. TUROの保険について教えてください

    https://support.turo.com/hc/en-us/articles/203990600-Simple-description-of-insurance-coverage

    を読んで私の英語力の問題で勘違いしていたかもしれないのですが、Premiumは基本的には免責なしでは無いのでしょうか? Premiumで借りて、保険を使うようなことにはならなかったのですが、借りる前の認識として以下のように思って使っていました。

    Basicの方は保険支払上限がその車輌登録地で定められた最低保障金額までしか出ず、且つdeductible(免責)が3,000ドル(1ドル100円計算でも30万円)

    Premiumの方は保険支払上限が100万ドル(1ドル100円計算でも1億円)で車輌評価額が上限になるのは日本と同じなのでちょっと置いといても、deductible(免責)は無しで、保険支払上限(他に自分で別の自動車保険が無い場合は上記100万ドル)を超えてしまった場合、あるいは車輌評価額を超える損害保障に自腹切る場合でも500ドルが上限になると言うことかと思っていました。私が “upplemental liability coverage” の意味をちゃんとわかっていないのでしょうか。

    アメリカ国内で自分で車乗ってて保険がある人はいいですが、海外旅行で車借りて免責5万円って内容だったのならプレミアムプランと言う名と金額ではなかなかキツイものあったなと今としては思います。

  3. >TKさん

    プレミアムプランの場合ですが、まず自賠責保険は免責金額(自己負担額)なしです。車両保険は、自分の持っている保険適用範囲を超えた場合、免責金額500ドルと書かれています(以下の英文)。アメリカで車を所有していない場合は車両保険がないので、プレミアムプランの車両保険は自動的に免責金額500ドルとなります。

    for the physical damage protection, once you’ve exhausted your own insurance for physical damage, your out-of-pocket exposure is limited to $500.

    1. ありがとうございます。

      Physical Damage Protection と Supplemental liability coverage の考え方が日本と同じでないようなので直訳が難しいです

      日本で自賠責と言うと自分(運転者)を除く他人全員への対人賠償のみで怪我は上限120万円、後遺症ありや死亡の場合は上限3000万円、そして全ての対物賠償と運転者自身の身体には一切効かないと言う代物ですが、レスいただいた文の中の「自賠責」の意味がアメリカの物であるなら、よくわかりません。

      日本の旧来レンタカーや、最近都会ではレンタカーよりポピュラーになっているカーシェアリングの保険についても下記の5本立てです。このような感覚をアメリカでの旅行生活で車に乗る際に適用したい場合の保険の見方がわからなくて、お分かりの範囲で教えていただければ幸いです。

      1. 自賠責保険
      原則としてレンタカーに限らず国内登録車両全てが入っているはずで貸借契約時に言及されることすらない。
      運転手自身を除く事故関係者の死亡ケガについての賠償責任について死亡上限3000万円、ケガ上限120万円が支払われる。後遺症については症状の等級ごとに上限があるが最高でも死亡と同等金額である3000万円まで。これら上限金額を超える賠償責任については自己負担額としてポケットマネーを払う必要あり。また自分自身のケガについても適応されないため、仮にこの自賠責保険しかない状態で単独自損事故を起こし自分が大怪我をした場合には全額自己負担で自分を治療するしか無い。

      2. 対人賠償保険
      自分の運転する車の同乗者と自分自身を除く事故関係者の死亡やケガについての賠償責任のうち自賠責保険がカバーしない部分について実費が支払われる。上限金額は保険契約ごとに異なるため金額のチェックが不可避。死亡の場合は葬祭費・遺失利益・精神的損害・その他の損害、慰謝料など実費の上限が見えず、またケガの場合も日本の公的医療保険(社会保険や国民健康保険)は交通事故に対しては適用されないため、治療・通院・入院費など高騰しうる部分であり通常は上限を設定しない対人無制限の契約が一般的。むしろ対人無制限以外の契約をほぼ見かけない。

      3. 対物賠償保険
      自分が運転する車自体を除く物体(車や建物や道路構造物やペットなど)への賠償責任について実費が支払われる。上限金額は保険契約ごとに異なるため金額のチェックが不可避。通常は上限を設定しない対物無制限の契約が多いが1億円程度の上限設定の契約も少なからずある。

      4. 人身傷害保険
      前述2の対人賠償保険では適用外である運転者自身と同乗者のケガや死亡について実費が支払われる。(死亡の場合は葬祭費・遺失利益・精神的損害・その他の損害の合計にて算定)。対人賠償と比較すると補償する人数が少ないため普通乗用車においての上限設定は1億円程度とする保険もあるが掛け金が大差無いため無制限とするものが多い。これと似た保険として搭乗者傷害保険があり人身傷害との違いは実費ではなく症状に応じて定額である事であるが、あくまで生命保険的な意味合いで人身傷害の補足として使われ、人身傷害なしに搭乗者傷害のみの付帯と言うケースはほとんど無い。通常レンタカーやカーシェアリングでは人身傷害が付帯される。

      5. 車両保険
      前述3の対物賠償保険では適用外である自分が運転している車の損害について実費が支払われる。全損の場合は時価評価額となるが、一部損壊の場合にもその修理価格が時価評価額を超える場合には全損同等までしか支払われないため、上限価格は車によって変わる。

      日本のタイムズカーシェアリングだとこの5本立てでいずれも条件制限なしで免責も0ですが、ローバジェットのレンタカーだと対人対物車両は上限無制限で、人身傷害には1名あたり3000万円上限、保険を使う場合の免責(借り手が自腹を切る金額)5万円となっていることがほとんどです。ただし免責については24時間あたり1000円の保険料を追加で払えば免責0の契約にできるオプションが必ずと言ってもいいほどあります。法律で定められたわけでは無いけども競走原理で(1日1万円以下の借り物の保険に免責5万円は日本人の感覚として高いですから1000円払って気楽になりたい)、日本全国どこもこんな感じ。

      保険の面を考えた時、TUROの保険を上記にどのように当てはめて考えたら良いかをご存知の範囲で良いので教えていただけませんか?
      またTUROに限らず他のレンタカーや個人で車を所持される場合のアメリカの自動車保険についても用語と適用範囲がイマイチつかめず、国が違えば当然ですが、重要なことなので本来ちゃんと調べておくべきだと思うのですよね。自分としても深く考えずに乗っていたことを今になってドキドキします。

      1. >TKさん、

        日本の自賠責保険とアメリカのLiability Insuranceは内容が違っているのですね、ご指摘ありがとうございます。記事も修正しておきます。

        アメリカのLiability InsuranceはBodily injury(対人)とProperty damage(対物)が含まれているので、上記の1から3が入っているものと思います。Turoの場合はそれに加えてPersonal Injury Protection(上記の4にあたるもの)も含まれています。詳しい説明はこちら(英語)にあります。

  4. 他の記事で書いてくださってた記事とどちらにコメントしようか迷ったのですがTUROがらみの疑問なのでこちらに追記させてください。
    「アメリカのレンタカー保険の種類と料金まとめ」について

    1. Supplemental Liability Insurance
    (Supplemental Liability Protection)

    自賠責と訳しておられますが、日本の自賠責は対人のみ補償(ケガ120万円 死亡3000万円)で対物は一切補償されないというものなので、内容の解説と照らし合わせると自賠責は正しい訳ではないのかなと思います。

    で、内容からして日本の自動車保険でいうところの対人賠償と対物賠償を合わせたものでしょうか?

    TUROだとBASICは上限金額は自動車登録地域の最低限度額で、免責が3000ドル(約30万円!)、PREMIUMだと上限金額は100万ドル(約1億円)でこれらの免責額が0ということだったんですね。

    2. Loss Damage Waiver

    これは車両保険ですが、TUROではこの言葉が出てこないのはむしろこれが保険のメインだからということなのでしょうかね。TURO の言う Physical damage protection をそのままこのLDWだと思って読めば良いんでしょうかね。
    とにかく TUROのPREMIUMはこの車両保険部分の免責が500ドル(約5万円)ってことだったのですね。

    TUROに限らずアメリカのLDWは、仮にこれに入ってなくても自己相手から一方的に追突された場合など自分に責任がない場合は相手のSupplemental Liabilityで全て補償されるのでしょうか? 

    3. Personal Accident Insurance

    運転者地震や同乗者が怪我したときの医療費について支払われるとのことですが、日本でいうところの人身傷害もしくは搭乗者傷害のように思えます。
    やはり日本の自動車保険と同様に前述のSupplemental Liabilityのうちの対人賠償保険部分は自分自身や自車の同乗者については補償されていないということなのでしょうか? また、TUROではこの部分がどうなっているのでしょうか。

    無免許運転でない限りは運転中であっても日本のクレジットカードの保険の傷害保険部分は適用されますが金額的にせいぜい100〜300万円程度です。(カードの保険で数千万円程度設定されていることの多い賠償保険については車両や船舶を運転する場合には適用されません)。

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