TOEFLスコアの国別ランキング!日本の順位は?

日本人は英語が苦手と言われて久しいですが、他の国と比べて実際どれくらいのレベルなのでしょうか。親切なことにETS(TOEFLやTOEICやGREを作成する団体)はTOEFLのテストデータを公開しているので、最新データ(2016年)を元に国別にスコアを比較してみました。

全世界のTOEFLスコア比較

こちらが全世界のTOEFLスコアをビジュアル化した図。オレンジ色になるほど点数が高く青色になるほど点数が低くなっています。世界一位はアイルランドで100点、最下位はアフリカのギニアで57点となっています。気になる日本は、全170カ国中(データのない国は除外)145位

スピーキングに限ると、西アフリカのブルキナファソ、コートジボワール、ギニアと並んで日本はなんと全170カ国中最下位という結果。

アジアのTOEFLスコア比較

アジア諸国だけをまとめて比較した結果がこちら。

1位はシンガポール。公用語も英語なので納得。インド、パキスタン、マレーシア、フィリピンがそれに続きます。これらの国はいずれもエリアによっては公用語が英語だったり、日常的に英語を使う国です。近所の韓国は84点、台湾が81点、中国が79点となっています。そして日本はカンボジアと並んで下から4番目の79点。

先進国のTOEFLスコア比較

最後に先進国だけをまとめてスコアを比較。先進国とは厳密には定義されていませんが、統計などではOECD(経済協力開発機構)加盟国を先進国として扱うことが多いです。今回も現在のOECD加盟国35カ国のTOEFLスコアでランキングを作成。

こちらの画像を見ると分かるように、日本は圧倒的に最下位。むしろ逆にこんなに英語が出来なくても先進国の仲間入りできていることに日本の底力を感じます。OECDはヨーロッパが中心の団体なのでしょうがないといえばしょうがないですが。

アメリカは24位と意外と下の方にいますが、これはおそらく受験者の多くはアメリカ人ではなくアメリカで勉強している留学生でしょう。ほとんどのアメリカ人はTOEFLを受験する必要がないので。英語圏のイギリスやオーストラリアが上位でないのも同様の理由です。

注意事項

データを読むにあたって注意しなければいけないのは、「受験者数は不明」なことと「国によって受験者の特性が違う」ことです。国によっては、英語が得意な人、高学歴な人ばかりが受験する場合や、モチベーションが低く半ば強制的に受験させられている人が多い場合が考えられます。なのでETSが公開するTOEFLのスコアに国民の英語力が反映されているとは言い難いのが現状(ある程度相関はあると思いますが)。ETSのドキュメントにも以下のように記載されています。

The TOEFL test provides accurate scores at the individual level; it is not appropriate for comparing countries.

参考:ETS TOEFL Score Data 2016

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