アメリカでスピード違反で捕まって免停になった体験談とその対処法

アメリカに来てしばらくした頃、運転免許を取得し、ドライブ旅行に出かけたときにそれは起こりました。制限速度65マイルのところを70マイルほどで走っていて、ちょっと前の車を抜かそうと思ってスピードを上げたところ、後ろからピカピカ光るパトカーが自分の後ろについていることに気づきました。側道に止めてじっと待っていると、しばらくしてペーパーワークを持った警官がやってきて、免許証や車の保険をチェックしたあとに「スピード違反(制限速度がちょうど55マイルに下がっていたところでした)だから、この紙に必要事項を記入して裁判所に送ってね」と告げられました。

裁判所に郵送したあとに送られてきた書類には罰金250ドルを払うか裁判所に行ってplea of not guilty(無実、あるいは罰金を軽くしてもらう)をするか選ぶようになっていました。スピード違反切符をきられたのが自分の住んでいた隣の州&裁判の日が平日だったので、結局裁判所には行かずに郵送で罰金を支払っておしまいにしました。

ただ交通違反をした時期が免許を取ってから6ヶ月以内のProbation Period(見習い期間)だったので、2ヶ月間免許がsuspend(免停)されてしまいました。その後再び6ヶ月のProbation Periodをへて、ようやく普通の免許が取れました。(Probation Periodではないとき、スピード違反でいきなり免停になることは普通ありませんのでご安心を。)

これが自分の個人的な体験談ですが、以下、スピード違反などの交通違反をすると何が起こるのかとその対処法について詳しくみていきます。

アメリカで交通違反をすると何が起こるか

罰金を払うか裁判所に行く

煩雑さを避けるには罰金を支払うのが一番ですが、違反内容に納得できない場合や裁判所が家から近い場合には行ってみるのもありかもしれません。裁判所に行くと、多くの場合は罰金を軽くしてもらえるようです。(例えばニューヨークのMotoさんJay Leeさんのブログ

しかし、裁判をすると罰金に加えて裁判費用がかかるので注意が必要です。州やカウンティーによって裁判費用は異なりますが、例えばテキサス州のTravisカウンティーでは$107.1となっています。私の友人は裁判所にいってplea of not guiltyをしましたが惨敗していました。

Driving Recordとポイントシステム

交通違反をするとDriving Recordに記録がつき、Violation Pointsがたまります。このポイントシステムは州によって異なります。例えばカリフォルニア州のシステムだと、

1点の違反:
スピード違反、スクールバスの停止を無視、信号無視、歩行者優先を無視、違法なUターンなど

2点の違反:
危険運転、時速100マイル以上、ひき逃げ・当て逃げ、無効な免許証での運転など

となっており、12ヶ月以内に4ポイント、24ヶ月以内に6ポイント、36ヶ月以内に8ポイントたまってしまうと免停になってしまいます。またポイントは約3年から10年の間、Driving Recordに記録が残ってしまいます。

ちなみにポイントシステムのない州もあり、以下の州がそれに当たります。
ハワイ、カンザス、ルイジアナ、ミネソタ、ミシシッピ、オレゴン、ロードアイランド、ワシントン、ワイオミング

保険料の値上がり

交通違反をすると車の保険料が値上がりしてしまいます。保険会社は独自のポイントシステムを持っているのでDriving RecordにViolation Pointがつかなくても値上がりすることがあります。insurance.comによると、スピード違反は平均して約20%保険料が値上がりするとのこと。


パトカーに捕まったとき、その後にすべき対処法

車から出ずに待つ

警官はペーパーワークを準備しているせいかなかなかパトカーから出てきません。しかし、自分から出ていくと危険人物と判断され銃を向けられる可能性があります。

極力なにも言わず、丁寧に接する

もし本当にスピード違反していたなら反論せずに聞かれたことだけ丁寧に当たり障りなく答えましょう。裁判のときにその警官が違反の詳細を覚えていなければ有利になります。

パトカーが去ったあとに詳細を記録する

場所と日時、他にも気づいた点(スピードリミットのサインが見えにくい状態だったなど)があれば記録しておきましょう。あとで使えるかもしれません。

運転講習を受ける

州によっては運転講習を受けるとViolation Pointsをなしにしてくれるところもあるのでチェックしてみてくだだい。

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