以前airbnbで各地に泊まった話を書きましたが、実は1年弱ほどAirbnbのホストもやってました。
自分の住んでいたところが1ベッドルーム(日本でいう1LDK)だったんですが、部屋のつくり的にリビングが1部屋として使える感じだったので自分がリビングを占有してベッドルームの方をゲストに貸し出すようにしてAirbnbを始めてみました。
ホストを始める前にやったこと
必需品:机、椅子、ベッド、洋服掛け、ゴミ箱を準備。全部IKEAで揃えました。ベッドは自分が以前使ってたやつでしたが。消耗品はティッシュ、タオル、シャンプー、ボディーソープ。部屋はこんな感じで古いですが綺麗にしてました。
ゲストを迎えるためにやったこと
家の案内を作る
何度かゲストを泊てみて毎回同じことを説明していることに気づいたので、使いまわせるように家の案内をPDFで作成。鍵は不動産屋がよく使うロックボックスの中に入れておいて、自分が不在のときでもゲストが入れるようにしときました。
掃除洗濯
ゲストを迎えるたびに布団とタオルを洗濯、部屋も掃除。おかげで家はいつも整ってました。
どんな人
「一人のみ受け入れ可能」に設定していたので、観光で来るよりは留学や引越し前の短期滞在場所として使ってくれる人が多かったです。そのため総じて長めに泊まってくれました。最長は約1ヶ月!長めに滞在してくれると仕事が減ってホストとしてはかなり助かります。笑 一人のみにしたのは二人以上だとうるさいかなーと思ったから。二人泊まれるようにすればおそらくもっと泊まる人が増えたと思いますが。
一人だと向こうも遠慮してくれるせいか本当に静かでした。一度も顔を合わせることなく、いるのかいないのかもよくわからないまま滞在して帰っていったゲストもいます。笑 以下印象に残ったゲストたち。幸運にも大きなトラブルはありませんでした。
以前留学していてそのときの友人に会いに遊びに来たというゲスト。自分が家に着いたらその友達までうちにあがりこんでました。そういうのが普通の感覚なんですかねえ。
医学系の試験を受けるため数日滞在。こちらも家に帰ったらゲストの友人のアフリカ人が3人もいてだいぶ威圧感が。笑 しゃべったらみんないい人そうでしばらくしたら帰ってくれました。うちのヒーターが古くて音がけっこう大きめなんですが、それが爆発するんじゃないかとやたら心配していたのでヒーターの音だよと教えてあげました。
学校に行き始めるので家探し中の宿として宿泊。アメリカの牛乳が薄くてまずいという話で盛り上がった。無事一週間で住むところを見つけてました。
数日間観光しに来たゲスト。毎日オススメの場所を教えたり今日行った場所の感想を教えてもらったりしてました。帰る直前でオンラインで買ったものが滞在中に届かず、結局自分がもらうことに。笑
収入
10ヶ月やってみた結果がこちら。

時期によってかなりばらつきがありますが、平均すると1ヶ月410ドルの収入。日にちによって値段を調節してて、だいたい一泊約50ドルに設定してました。
ちなみに税金の話ですが、AirbnbのようなVacation Rentalの利益は(アメリカだと)泊めた日数が1年間で合計14日以下なら税金を払わなくても大丈夫です。そうでなければAirbnbからTax Formが送られてくるのでそれを使ってTax Returnします。自分は最初の年は税金免除だったんですが次の年は普通に支払いました。
「今すぐ予約」(Instant Booking)機能はホストにとっては考えもの
この機能を使うともっと宿泊客を集められますよ!とairbnbからしつこくオススメされます。確かに泊まってくれる人が増えるのはいいことですが、誰でも泊めるのはちょっと怖いなーと。なので自分はこの機能は使わずに基本的にはレビューがある人のみ泊めてました。あと、ふつうは一言ホストにメッセージ(「週末観光しに行きます」とか)をくれるんですけど、それがない人もけっこうお断りしてしまうことが多かったです。
最後に
今はAirbnbができないところに引越ししてしまったのでもうやってないのですが、機会があれば絶対またやります。けっこう感謝されるし、ゲストと触れ合って異文化交流できて楽しい。
もしも面白そう!と思った奇特な方がいればこちらからAirbnbのホストにサインアップしてみてください。
アメリカでAirbnbいいですね!記事を読んでいたら自分もやってみたくなりました。掃除とかもご自分で全部やられてるんですか?
>Takさん
掃除も自分でやってました!いい経験になりました。