マイIPは日本のインターリンクが提供しているVPNサービスです。VPNを使えば、海外からでも日本版のHuluやNetflix、TVerなどが視聴できます。VPNサービスはセカイVPN、NordVPN、TunnelBear、CyberGhostVPN、ExpressVPNなどたくさんありますが、VPNを使っているのに日本の動画サイトがブロックされて見れないことがしばしば。この点、マイIPは他のVPNサービスとは一線を画していて、日本の動画サイトの視聴が制限されにくくなっています。
VPNを使っても日本の動画が見れないわけ
そもそもVPNサービスとは何かというと、、
あなたがパソコンやiPhoneからインターネットに接続すると、インターネット上の住所(IPアドレスといいます)が割り当てられます。各サイトはこの住所を見てあなたが世界のどこからアクセスしているのか知ることができます。VPNはこのインターネット上の住所を好きな場所に変更することができるサービスです。VPNで日本のIPアドレスを使えば、日本からアクセスしているように見せることができます。
ほとんどのVPNサービスは共有IPアドレスを使用しています。共有IPアドレスとは、複数の人・デバイスが同じIPアドレスをシェアしている状態です。同じIPアドレスから大量のアクセスがあるので、各サイトは怪しく思ってこのIPアドレスをブロック→その結果、動画が見れなくなってしまいます。
一方マイIPは共有IPアドレスではなく、固定IPアドレスを使用しています。つまり、契約者一人につき1つのIPアドレスを発行しています。不特定多数でシェアされてない日本のIPアドレスなので、各サイトも不審に思わず制限がかからない(かかりにくい)ようになっています。名の知れたVPNサービスの中で、共有IPアドレスではなく固有IPアドレスを使っているのはマイIPだけです。
マイIPの利点
固定IPアドレス
視聴できる動画サイトが多い
2021年2月現在、多くの動画サイトやサービスが利用できます:Tver、U-Next、Abema TV、日本版Hulu、Netflix、アマゾンプライムビデオ、Radiko
無料体験期間が60日
マイIPの欠点
いいことばかりではなく、マイIPにも劣る点がいくつかあります。
同時にVPN接続できるのは1デバイスのみ
多くのVPNサービスは複数のデバイスを同時に接続できますが、固定IPアドレスを使っているマイIPは1台ずつしか接続できません。
設定がややこしい
手順に沿って設定すればいいのですが、VPNの設定がやや複雑。他のVPNサービスはアプリをインストールしてログインするだけだったりします。
値段が高い
月額1,000円。NordVPNなら2年契約で月額3.71ドル(1年契約なら月額4.92ドル)です。
速度が遅い
SeigoさんのブログでもマイIPの速度についてレビューしていますが、接続スピードはかなり遅め。場合によっては動画再生がカクつきます。
日本のIPアドレスしかない
多くのVPNサービスは複数の国のIPアドレスが利用可能(例:NordVPNは62カ国)なのに対し、マイIPは日本のIPアドレスしか使えません。日本以外の動画を視聴したい場合などには不便。
マイIPの解約・退会方法
無料期間中に退会しても違約金は発生しません。退会の仕方はシンプル。インターリンクのマイメニューページの左側にある「退会(解約)」をクリックして退会画面に進み、退会申請が終わると確認のメールが来て終わりです。
最後に、マイIPの利用はインターリンクの公式ページより。