TOEFL iBT対策リーディング、文章量に慣れるのが大事

TOEFLリーディングは約700字の文章が3パッセージで60分(ダミー問題がある場合は4パッセージで80分)のセクションになります。日本人が最も得意なのがリーディングなので、このセクションは高得点を狙えます。逆にTOEFL100点超えを目指すならほぼ満点近く取りたいところ。色々説明する前に、まずはどんな雰囲気なのか、下のサンプル問題の一部(第一段落)で体感してください。(答えは記事の一番下にあります)

サンプル問題:

Growth, reproduction, and daily metabolism all require an organism to expend energy. The expenditure of energy is essentially a process of budgeting, just as finances are budgeted. If all of one’s money is spent on clothes, there may be none left to buy food or go to the movies. Similarly, a plant or animal cannot squander all its energy on growing a big body if none would be left over for reproduction, for this is the surest way to extinction.

1. The word squander in the passage is closest in meaning to

  • A: extend
  • B: transform
  • C: activate
  • D: waste

2. The word none in the passage refers to

  • A: food
  • B: plant or animal
  • C: energy
  • D: big body

3. In paragraph 1, the author explains the concept of energy expenditure by

  • A: identifying types of organisms that became extinct
  • B: comparing the scientific concept to a familiar human experience
  • C: arguing that most organisms conserve rather than expend energy
  • D: describing the processes of growth, reproduction, and metabolism

リーディング問題の傾向と対策

ほぼすべての問題は段落ごと

問題は各パラグラフごとに出されるので、文章をすべて読んで解答する必要はありません。効率的に問題を解くには、段落ごとに読み、段落ごとに解答していくのがベストです。上のサンプル問題も一段落しか載せてませんが、そこを読むだけで3つの問題が解けます。

最後の問題は文章要約

リーディング問題の最後はいつも文章要約問題。通常の問題は配点が1点なのに対し、要約問題は2〜4点と配点が高いです。この問題だけは全文を見返す必要があります。完全解答する必要はなく、一部間違えた場合には部分点がもらえます。

完璧な答えよりも最善の答え

難しい問題になればなるほど「あ、これだ!」と思う解答がありません。そういうとき(かなり頻繁にあります)は消去法で確実に不正解の選択肢を見極めます。例えば選択肢にmost、always、neverなどがあると不正解な可能性が高いです。

模擬テストで時間配分に慣れる

TOEFLのリーディングはあまり時間に余裕がありません。1パッセージ20分で、問題数が12から14あるので1問2分以下で解答することになります。ただし、3パッセージ合計して60分なので、極端な話1パッセージに40分かかっても残りの20分で他の2パッセージを終わらせれば問題ありません。制限時間内ならパッセージ間を移動できるので、よくわからない問題はささっと解答して、全部解いてから時間があれば見直しするのがおすすめ。時間配分は慣れなので、模擬テストを解いて感覚をつかみましょう。

リーディング力を鍛えるには?

上で述べた対策はいわば小手先のテクニックで、英語のリーディング能力が本当に高ければ必要ないものです。長期的にTOEFLのスコアを上げていきたいなら本質的なリーディング力を鍛えることと語彙を増やすことに時間をかけましょう。肝はリーディングセクションの文章量に慣れること。自分が教材として使った本は2種類で、両方ともTOEFLリーディング用の本ではありませんが意外と使えますよ!

まずは書店でもよく見かける「速読英単語」シリーズ。文章の読解と単語の暗記、両方を兼ねているオススメ参考書です。文章量がちょうどTOEFLリーディングの1パッセージと同じくらいで、ちょうどいい訓練になります。速読英単語シリーズはたくさんあるので自分にあったレベルから始めるといいでしょう。

 

英語は質より量という考えのもと、いかにストレスなく長時間英語を勉強し続けられるのか考え抜いた結果、行き着いたのがこの「The Japan Times News Digest」。全く知らない、つまらない学術的な内容の文章を英語で読むより、少し背景知識のある内容や興味ある内容を英語で読む方が楽しく勉強できるし、人間は自分に関係していることなら物覚えが良くなるものです。例えばこのvolume 66では、以下のような内容のニュースが英語と日本語でダイジェストされています。

  • 引退の真央さん、運命のソチ五輪では
    Mao said, “I’m so sorry” for the fall
  • テロリストの最新兵器は自動車
    Cars are weapons of the time
  • 北朝鮮ミサイルで日本の漁民が悲鳴
    N. Korea missile threat looms over fishermen

参考書のようなテスト対策ガチガチの文章ではなく生きた英語の文章。案外ここに出てくる英単語がTOEFLに出てきたりします。速読英単語シリーズと同じく、文章量がちょうどなのも良いところ。こちらもたくさんシリーズ作があり、数年前のものは中古で数百円だったりするのでお買い得です。The Japan Times社説集シリーズもあり、こちらはもうちょっと硬い、TOEFL寄りの文章。

自分は当時、英語を読む機会には恵まれており(修士課程の研究で英語論文を読んだり、洋書を読んだり)、かつリスニング、スピーキング、ライティングが駄目駄目だったのでリーディングでは極力精神力を使わなくていいような学習をしていました。なのでTOEFLリーディングの文章に触れるのは模擬テストのみ。ただし、GREにも役立つので単語の暗記には相当力を入れました。TOEFL(とGRE)の英単語学習については別記事に詳しく書いています。

最後に、問題の答え。1:D、2:C、3:B

 

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