英語のリスニング力アップに是非オススメなのが英語のオーディオブック。自分は留学前にTOEFLの勉強をしていたとき、片道30分の通学中にハリーポッター英語版のオーディオブック*を聞いていました。多い日には1日3時間くらい聞いたり。最初はハリーポッターの洋書を読んでいたんですが、自分の読むスピードが遅すぎて内容が頭に入ってこなかったので(笑)、オーディオブックを試してみました。最初のうちはついていくのに必死でしたが、徐々に慣れてきて内容も楽しめるようになり、結局ハリーポッター全作をオーディオブックで制覇。以下、自分の経験を元にオーディオブックを使って英語力アップするためのポイントをまとめてみました。
*オーディオブックとは、本を朗読したものを録音した音声ファイルのこと
自分のリスニングレベルよりも少し低めの本を選ぶ
オーディオブックはTOEICのように一言二言聞くだけではなく、長時間英語を聞く必要があります。8割聞き取れるくらいでないと集中しすぎて疲れたり、何度も聞き直して話が進みません。なので最初は内容を知ってる、簡単そうな本から聞いてみるのがオススメです。オズの魔法使い(The Wonderful Wizard of Oz)、不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)、ハリーポッターなど。自分もハリーポッターは映画版を見ていたので内容は頭に入ってました。
多少単語がわからなくても飛ばして文脈で判断する
日本語で小説を読んでいて、知らない漢字が出てきてもわざわざ辞書を引きませんよね?多くの場合は何となくこういう意味かな、と思いながら読み進めると思います。読み飛ばして(聞き飛ばして)文脈で判断するのはごく自然なことで、この能力はTOEFLのリーディング・リスニングでも必要になります。自分はTOEFLリスニングに慣れていない頃、知らない単語が出てきただけで「この単語の意味なんだっけな」と考え始めてその後の文章が頭に入ってこないという事態によく陥りました。オーディオブックは英単語を覚えるためではなく、大量の英語を聞いてリスニングに慣れるためだと考えましょう。オーディオブックに慣れるとTOEICの短い問題なんかはすごく簡単になります。
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オーディオブックがどんなものか、とりあえず試してみたい方はアマゾンのAudibleがおすすめ。最初の1ヶ月は無料で聞き放題です。
洋書の数が多いアメリカのアマゾンのAudibleに登録してみるのもありです。アメリカ版も最初の1ヶ月は無料。日本のアマゾンにはないハリーポッター英語版のAudibleもあります。日本もアメリカも1ヶ月経つと自動的に有料会員に移行するのでご注意あれ。月額1500円($14.95)とけっこうするので有料会員はあまりオススメしません。気に入った本があればオーディオブックとして購入する方が良さげ。