住宅ローン会社を探す – アメリカで家を買う

現金一括で買う人は関係ありませんが、普通そんな大金は持っていないので住宅ローンを融資してくれる会社を探さねばなりません。月々の支払いに直接関わってくるので非常に大事なステップです。個人的に大変だったのは、家を買ったときに学生ビザ(F1ビザ)だったのでローン会社がなかなか見つからなかったことです。

探し方

  • 不動産エージェントに聞く
  • オンラインで探す
  • 友人の紹介

一番簡単で確実なのがエージェントや会社の人、友人に聞くこと。自分でいくつか当たってみて相場観を得るのもいいと思います。見積もりはタダなので。自分はエージェントの紹介+自分でオンラインで探して見積もりしてもらいました。

比べ方

「住宅ローンとお金」編で詳しく書きましたが、住宅ローンの種類(30 year fixed, 15 year fixed, 5/1 ARMなど)とローン会社を比較するときは金利(Interest Rate)だけでなくAPR (Annual Percentage Rate)も使います。APRは手数料も考慮した金利の指標です。会社によっては金利を下げて魅力的にみせておいて手数料で稼ぐ会社もあるのでそういった場合にAPRは便利です。





F-1ビザという制約

F1ビザだと、アメリカに長期滞在する意思がないとみなされ、ほとんどの銀行は融資してくれません。自分も苦労しました(といってもエージェントに丸投げしてました)が、優秀なエージェントのおかげで融資してくれるローン会社が2つ見つかりました。PHH Home LoansとGuaranteed Rate。両方とも、融資が降りた理由はH1Bビザ(労働ビザ)に申請しているからでした。Guaranteed Rateの方は大変で、上司から「アメリカに滞在する意思があり、この会社で長期間働く予定です」と一筆書いてもらう必要があったり。さらにAPRも金利も良くなかったので、最終的にはPHH Home Loansにしました。たまたま時期が良かったのもありますが、30年の固定金利で3.75%という低金利。大満足でした。

では普通のF1ビザの学生は住宅ローンの融資を受けれないのか?かなり確率は低いです。しかし、Private Lender(個人で金貸しをやっている人)なら貸してくれる可能性があります。自分は以前にも物件購入を試みていて、当時はOPT期間中でもなく完全な学生でした。融資してくれる銀行が全然なくて、唯一発見したのがエージェントが紹介してくれたPrivate Lenderでした。レンダーが提示した条件は、「頭金は20%、2年間は賃貸として(ただし物件所有者は自分)レンダーに家賃を払う。その後は普通にローンの支払いが始まる。」2年間は普通に賃貸するのと変わらないので一見良さそうですが、補修費用や保険や税金は全部自分持ちなのであまり魅力的ではありませんでした。結局オファーが通らなかったのでなしになりました。

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