Home Inspection: 物件の検査 – アメリカで家を買う

オファーが通ったら数日以内にホームインスペクションを行います。(契約書にも何日以内にインスペクションを行うと記載されてるはずです)僕はエージェントにインスペクターを紹介してもらいましたが、エージェントとしては物件を買ってもらいたいわけですから癒着があると困ります。気になる方はエージェント以外のルートから探すといいでしょう。

インスペクターに電話して都合のいい日を予約。立ち会いは必須ではありませんが、できるだけ立ち会ってどういう風に検査するのか、見逃しているところはないか、また気になったところを聞いてみたりするのがオススメです。

検査は大まかに2種類あり、

  • 視覚的インスペクション
    窓、水漏れ、壁のひび、フロアの状態、一軒家の場合はさらに外観(壁、屋根、庭など)
  • 機能的インスペクション
    電気が通ってるか、電気機器が使えるか、水まわり・ガス・HVAC(heating, ventilating, air conditioningの略で、空調機器のこと)が機能してるか等

僕のお願いしたインスペクターは全然僕が気づかないところもチェックしてくれて(プロなので当然ですが、)感心しました。部屋の天井の隅に小さい汚れがあり、湿度をチェックして、「乾燥してるからかびの心配はないけど、もうちょっと詳しく調べた方がいいよ」と言われました。検査が終わるとインスペクションレポートがもらえますが、そこにも書いてあります。

検査にかかる時間は物件によりけりですが、僕が購入したのはStudio(日本でいうワンルームマンション)で、1時間ちょっとでした。一軒家なら3、4時間くらいかかります。値段は$300でした。大きな問題はなく終了。

ちなみに僕の友人はインスペクションはせずに購入していました。コンドミニアムの場合あまり大きな問題はないのでそれでもいいかもしれません。特に売り手市場なら、オファーを魅力的にするためにインスペクションしないということもけっこうあるようです。

 

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