TOEFLはテンプレートで解答することを非常に嫌がるので、テンプレートは文章の大枠を構成する程度にとどめておくのが無難です。例えば、In conclusion, from the above reasons, I consider …というような部分はいくら長く書いても内容がないので点数になりません。参考書などである程度スタイルを確立させたら豊かな表現で内容を充実させることに集中しましょう。
Growth, reproduction, and daily metabolism all require an organism to expend energy. The expenditure of energy is essentially a process of budgeting, just as finances are budgeted. If all of one’s money is spent on clothes, there may be none left to buy food or go to the movies. Similarly, a plant or animal cannot squander all its energy on growing a big body if none would be left over for reproduction, for this is the surest way to extinction.
1. The word squander in the passage is closest in meaning to
A: extend
B: transform
C: activate
D: waste
2. The word none in the passage refers to
A: food
B: plant or animal
C: energy
D: big body
3. In paragraph 1, the author explains the concept of energy expenditure by
A: identifying types of organisms that became extinct
B: comparing the scientific concept to a familiar human experience
C: arguing that most organisms conserve rather than expend energy
D: describing the processes of growth, reproduction, and metabolism
英語は質より量という考えのもと、いかにストレスなく長時間英語を勉強し続けられるのか考え抜いた結果、行き着いたのがこの「The Japan Times News Digest」。全く知らない、つまらない学術的な内容の文章を英語で読むより、少し背景知識のある内容や興味ある内容を英語で読む方が楽しく勉強できるし、人間は自分に関係していることなら物覚えが良くなるものです。例えばこのvolume 66では、以下のような内容のニュースが英語と日本語でダイジェストされています。
引退の真央さん、運命のソチ五輪では Mao said, “I’m so sorry” for the fall
テロリストの最新兵器は自動車 Cars are weapons of the time
北朝鮮ミサイルで日本の漁民が悲鳴 N. Korea missile threat looms over fishermen
参考書のようなテスト対策ガチガチの文章ではなく生きた英語の文章。案外ここに出てくる英単語がTOEFLに出てきたりします。速読英単語シリーズと同じく、文章量がちょうどなのも良いところ。こちらもたくさんシリーズ作があり、数年前のものは中古で数百円だったりするのでお買い得です。The Japan Times社説集シリーズもあり、こちらはもうちょっと硬い、TOEFL寄りの文章。
TOEFL Practice OnlineはTOEFLを開催するETSがオンラインで提供している練習問題。一回$45.95で、本番と同じようにテストを受けられます。過去に出題された実際の問題が出てきます。問題内容だけでなく、ユーザーインターフェースも本番と同じなのでテストの再現性はかなり高いです。唯一違うのは、スピーキングとライティングは本番と違ってコンピュータ採点なこと。全セクション採点してもらえて結果も24時間以内に出るのでかなり良い。2万円以上かけて本番受けるよりも初めのうちはこっちで十分かと。残念なのはリスニングのスクリプトがないことと、テキストじゃないので書き込めないこと。自分は紙媒体がけっこう好みなので、復習したいときに思うようにできなかったのが残念でした。
TOEFL Practice Onlineのスコアは過大評価?
そんなTOEFL Practice Onlineですが、点数はどうも過大評価ぎみ。以下は自分が受けたTOEFL Practice Onlineの結果とその直近の本番の結果です。本番のスコアは明らかに低いですね。
日付
'09/9/26
'09/11/3
'09/12/30
'10/2/7
形式
本番
練習
練習
本番
Reading
17
29
27
24
Listening
19
23
28
19
Speaking
17
15
15
14
Writing
17
22
22
21
Total
70
89
92
78
よんたんさんも自分と同じ結果だったようで、ほぼ同時期に受けたTOEFL Practice Onlineと本番のスコアはそれぞれ100点と95点で本番では点数が下がっています。2度目のTOEFL Practice Onlineと直後の本番も108点と98点で同様の傾向。また、Mixi掲示板の匿名の方も「本番はTOEFL Practice Onlineより13点低かった」とのこと。ということで本番ではTOEFL Practice Onlineで出た結果よりも低めの結果になると思っておくといいでしょう。
こちらはETSが出版している、5回分の練習テストが受けられる問題集。すべてETSのオリジナル問題です。5000円弱でテストが5回も受けれるのでお買い得。自分はできるだけ実際のテストに近い環境(時間を守る、リスニングを聞き直さない等)にして問題集に取り組んでいました。TOEFL Practice Onlineと違い、復習がしやすいのもいいところ。
Barron’s GREにはMaster Word ListというGRE頻出単語リストがあり、これがけっこうテストに出ると定評です。自分はこのリストをメインに単語を暗記していました。他にも模擬テストで出た単語、TOEFLで勉強した単語など、一度目にした単語は忘れないように復習。長期的に続けられるように単語の暗記は色々な方法(語呂合わせ、語源、連想、iKnow!)を駆使しました。詳しくは別記事にて。