アメリカの就職活動

僕は日本とアメリカ両方で就活を経験しましたが、アメリカの就職活動は日本とだいぶ違います。

基本的な流れは以下の通り。
大学で説明会やリクルーター訪問
書類審査(リクルーターに履歴書を送る)
電話面接(30分から1時間)
現地面接(1日がかり、10人弱と一人45分くらいで面接)
採用通知

会社によってまちまちですが、書類審査から採用通知までだいたい2〜6ヶ月といったところです。
以下、就職活動の違いをまとめてみました。




Linkedin = リクナビ
日本でいうリクナビみたいなのが、Linkedinです。ここで採用情報を集めます。会社のレビューや給料はGlassdoorでチェック。

 

新卒は不利
アメリカでは日本のような新卒採用なはく、基本的に全部中途採用です。入社時期もみんなばらばらで、企業の採用もポジションに空きがあればやってます。新卒は経験がなく基本的に不利なので、大学・大学院にいるときにインターンをやったりして経験を積みます。僕も博士課程の後半に2回、三ヶ月のインターンに行きました。

 

現地面接は交通費全額支給
アメリカの会社は太っ腹なのか、交通費は全額出してもらえます。アップルの面接に行った時は、飛行機代、レンタカー代、ホテル代(合計$1000くらい)出してくれました。アップルに限らず、どの会社でも交通費は全額支給のようです。

 

給料交渉
採用が決まったら給料交渉ができます。
年収〇〇でどうですか?と言われるので、もっと欲しい場合はその旨を伝えます。たぶん+10%くらいはいけるでしょう。ここでもし他社からのオファーがあるとかなりやりやすいです。こっちはこれくらい出してくれてるのでこれくらい欲しい、というふうに言うことができます。僕も運良く2社からオファーをゲットしたので、本命の会社の年収を$5000アップできました。
最初の給料というのは実はかなり重要で、最初の給料に基づいて来年、再来年の給料も決まってくるし、転職の際も前職の給料を基準にして決められます。

 

コネが大事
アメリカ就活でもっとも大事なのがコネでしょう。
めちゃくちゃ実力があれば話は別なんですが、普通はコネがないと履歴書を送っても全く相手にしてもらえません。たとえばLinkedinにあるポジションに応募しても連絡が返ってくる確率はかなり低め。履歴書をちゃんと責任者(人事ではなく自分の上司になる人)に見てもらうには、その会社にいる知り合いに空いてるポジションがあるかどうか聞いて、あればその人に履歴書を送ります。
研究室の卒業生がいるところや、大学に求人が来てるところは採用確率が高いです。

ところでコネって悪い側面もあるけど、かなり合理的な仕組みだと思います。
例えば自分がどっかの社長で誰かを雇おうと思ったとき、知らない人を雇うリスクってけっこうなもんじゃないかなあと。それなら誰かの知り合いとか、ある程度人物像が見える人を雇いたい。人事にかける手間も変わってくると思うし。そしたら学生も研究とか本質的な活動に力入れれる。日本も推薦制度とかありますけどね。

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